複数辞典一括検索+

せんにん‐そう【仙人草】(‥サウ)🔗🔉

せんにん‐そう【仙人草】(‥サウ) キンポウゲ科のつる性多年草。各地の原野、路傍に生える。高さ三メートルに達する。葉は奇数羽状複葉で三〜七個の小葉からなり、長柄をもち対生する。小葉は有柄で、長さ三〜五センチメートルの卵形。葉柄はまがりくねって他物にからむ。七〜九月頃、茎頂および葉腋に一〜数本の円錐花序をだし、径二〜三センチメートルの白色の四弁花を上向きにつける。萼片(がくへん)は花弁状。多数の雄ずいと雌ずいがある。果実は扁平な倒卵形で先端に長さ約三センチメートルの白い羽毛状の花柱がある。有毒植物だが、葉の液汁を腫れ物や疥癬(かいせん)に塗ると効果があるという。たかたで。はこぼれ。はぼろし。うしのはこぼれ。

日国 ページ 12089 での仙人草‥サウ単語。