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●罪が無(な)い🔗🔉

●罪が無(な)い 1 とがめるべきところがない。欠点がない。きずがない。*源氏‐真木柱「すこし物しけれど、いとあはれと見る時は、つみなうおぼして」 2 無邪気である。純真である。なんとなくにくめない。わるぎがない。「罪がない顔」 ●罪なくして配所(はいしょ)の月を見る (「古事談‐一」などによると、源中納言顕基(あきもと)のことばといわれる)罪のない身で閑寂な片田舎へ行き、そこの月をながめる。すなわち、俗世をはなれて風雅な思いをすること。わびしさの中にも風流な趣(おもむき)のあること。無実の罪により流罪地に流され、そこで悲嘆にくれるとの意に誤って用いられる場合もある。 ●罪の子(こ) (アダムの原罪が、その子孫である人間全体に及ぶというところから)キリスト教で、人間のこと。 ●罪を着(き)せる 自分の犯罪や失敗などを、他人の罪・責任としておしつける。 ●罪を着(き)る 他人の犯罪や失敗などを、自分の罪・責任としてひきうける。 ●罪を憎(にく)んでその人を憎まず =その(其)罪を憎んでその人を憎まず つみ【詰】 つむこと。将棋で、王将がどのように動いても敵の駒にとられる状態になること。

日国 ページ 14005 での単語。