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なん‐じょう【何じょう】(‥でふ)🔗🔉

なん‐じょう【何じょう】(‥でふ) 〔連体〕(「なんという」の変化。「何条」と漢字を当てることもある)実体の不明なもの、または問題とするに及ばないものをさす。どうという。なんという名の。*竹取「なんでうここちすればかく物をおもひたるさまにて月を見給ぞ」 〔副〕 1 事の状況、特に相手の意見・態度に対する強い疑問、または反発の気持を表す語。どうして(…するのか)。*宇津保‐嵯峨院「なんでうかかる文か見せ給ふ」 2 いろいろな手段を尽くして事を行う気持を表す。なんとかして(必ず)。*浄・源平布引滝‐四「何ん条(デウ)<略>帝を奪ひ奉らん」 〔感動〕相手の発言を否定しさえぎることば。とんでもない、それは違う。何を言うか。*平家‐一「なんでう、さやうのあそびものは人のめしにしたがふてこそ参れ」

日国 ページ 15484 での何じょう‥でふ単語。