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はりがね‐むし【針金虫】🔗⭐🔉
はりがね‐むし【針金虫】
1 線虫類に近縁な線形虫類のハリガネムシ目に属する動物の総称。体長一〇〜五〇センチメートル。体は針金状で著しく細長い。幼虫は水生昆虫に寄生し、のちカマキリなどの食虫性昆虫に捕食され、その体内で成虫となる。秋に宿主の体外に出て水中で自由生活を送る。寄生された昆虫は生殖能力を失う。黒褐色で、体長四〇センチメートルぐらいになるニホンザラハリガネムシが代表種。あしまつい。《季・秋》
2 甲虫目コメツキムシ科に属する昆虫の幼虫の総称。体は太い針金状で、光沢のある褐色。体長はふつう二〜三センチメートル。麦、サツマイモなど農作物の害虫となるものが多い。クシコメツキの幼虫など。
日国 ページ 16628 での【針金虫】単語。