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はんげ‐しょう【半夏生】(‥シャウ)🔗🔉

はんげ‐しょう【半夏生】(‥シャウ) 1 (「はんげ(半夏)1」が生える頃の意)七十二候の一つ。夏至の第三候。夏至から一一日目で、今の七月二日頃にあたる。この日には毒気が降るといっていっさいの野菜を食べず、また、竹節虫を生じる時だといって竹の子を食べないなどの俗習がある。はんげ。《季・夏》 2 ドクダミ科の多年草。本州から沖縄にかけての低湿地に生え、観賞用または薬用に栽培もされる。高さ〇・六〜一メートル。全体に一種の臭気がある。葉は長楕円形で基部はやや耳形になり長さ約一〇センチメートル。七月、茎の上部に下半部が白い葉を二〜三枚つけ、そのわきから淡黄色の花弁のない小さな虫媒花を密生した花穂をたれる。茎・葉を胃腸・痰(きょたん)薬に用いる。和名は、1の頃に白い葉をつけるからとも、また、葉の半面が白いのを半分化粧したという意味からともいう。漢名、三白草。かたしろぐさ。かたじろ。みつじろ。おしろいかけ。

日国 ページ 16697 での半夏生‥シャウ単語。