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はん‐げ【半夏】🔗🔉

はん‐げ【半夏】 1 植物「からすびしゃく(烏柄杓)」の漢名。漢方では、その根を乾燥させたものをいう。《季・夏》 2 「はんげしょう(半夏生)1」の略。 3 仏語。夏安居(げあんご)の結夏(けつげ)と夏解(げげ)との中間、つまり九〇日にわたる安居の四五日目の称。

はん‐げ【半偈】🔗🔉

はん‐げ【半偈】 仏語。偈文の半分。普通には涅槃経にある「諸行無常、是生滅法、半滅滅已、寂滅為楽」の後半の偈八字をいう。釈迦が雪山で菩薩の行を修めていたとき、羅刹から前の半偈を聞いて歓喜し、後の半偈も聞こうとしたが羅刹が語らなかったので、自分の身を羅刹に与えることを約して聞くことができたという。

ばん‐げ【晩気】🔗🔉

ばん‐げ【晩気】 晩方。夕暮れ。晩景。

はん‐けい【半径】🔗🔉

はん‐けい【半径】 円または球で、中心から円周または球面上に至る線分。また、その長さ。直径の半分。

ばん‐けい【万頃】🔗🔉

ばん‐けい【万頃】 (「頃」は中国の地積の単位)地面または水面が広々としていること。ばんきょう。

ばん‐けい【晩景】🔗🔉

ばん‐けい【晩景】 1 夕日の影。夕陽。 2 夕方のけしき。 3 (「ばんけい」とも)晩方。夕方。

ばんけい【盤珪】🔗🔉

ばんけい【盤珪】 江戸前期の臨済宗の僧。諱は永琢、勅諡は仏智弘済禅師・大法正眼国師。各地を遊歴し、熊沢蕃山と備前国(岡山県)の三友寺で儒仏論争を行い、これを説得したという。郷里の播磨国(兵庫県)浜田に竜門寺を開き、勅命で妙心寺にはいる。仮名法語二巻がある。(一六二二〜九三)

パン‐ケーキ🔗🔉

パン‐ケーキ (英pancake) 1 小麦粉・卵・牛乳などを混ぜ合わせフライパンでうすく焼いたもの。 2 固形白粉(おしろい)の一種の商標名。

はん‐げき【反撃】🔗🔉

はん‐げき【反撃】 追われていたものが逆に、追って来る敵に対して攻撃をしかけること。「反撃にでる」

はん‐げき【繁劇】🔗🔉

はん‐げき【繁劇】 (形動)非常に忙しいこと。繁忙。

はんげ‐しょう【半夏生】(‥シャウ)🔗🔉

はんげ‐しょう【半夏生】(‥シャウ) 1 (「はんげ(半夏)1」が生える頃の意)七十二候の一つ。夏至の第三候。夏至から一一日目で、今の七月二日頃にあたる。この日には毒気が降るといっていっさいの野菜を食べず、また、竹節虫を生じる時だといって竹の子を食べないなどの俗習がある。はんげ。《季・夏》 2 ドクダミ科の多年草。本州から沖縄にかけての低湿地に生え、観賞用または薬用に栽培もされる。高さ〇・六〜一メートル。全体に一種の臭気がある。葉は長楕円形で基部はやや耳形になり長さ約一〇センチメートル。七月、茎の上部に下半部が白い葉を二〜三枚つけ、そのわきから淡黄色の花弁のない小さな虫媒花を密生した花穂をたれる。茎・葉を胃腸・痰(きょたん)薬に用いる。和名は、1の頃に白い葉をつけるからとも、また、葉の半面が白いのを半分化粧したという意味からともいう。漢名、三白草。かたしろぐさ。かたじろ。みつじろ。おしろいかけ。

日国 ページ 16697