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●右近の陣(じん)🔗🔉

●右近の陣(じん) (「うこんえ(右近衛)の陣」の略)紫宸殿(ししんでん)の西向かいの門、月華門内にあり、儀式のとき、右近衛府の武官が詰めて警衛した場所。 ●右近の=将監蔵人(ぞうのくろうど)[=蔵人将監(くろうどのぞう)] 右近衛府の将監(しょうげん)で、六位の蔵人を兼ねた者の称。 ●右近の大将(だいしょう) =うこんえ(右近衛)の大将 ●右近の大夫(たいふ) 右近衛将監(うこんえのしょうげん)で五位に叙せられたものをいう。大夫は五位の通称。 ●右近の橘(たちばな) 紫宸殿の南階下の西側に植えた橘で、平安時代、右近衛府の官人がこの橘から南に陣列したことからいう。右近。⇔左近の桜。 ●右近の中将(ちゅうじょう) =うこんえ(右近衛)の中将 ●右近の司(つかさ) =うこんえふ(右近衛府) ●右近の馬場(ばば・うまば) 右近衛府に属した馬場。毎年五月、ここで近衛(このえ)の役人の競馬(くらべうま)の行事があった。⇔左近の馬場。 ●右近の真手番(まてつがい) 右近衛府の舎人(とねり)が、右近の馬場で行なう騎射の行事。 う‐こん【雨痕】 1 雨の降った痕跡。雨の上がったあとのようす。 2 地質時代、泥土その他沈積物の上に生じた雨滴の跡がそのまま石化したもの。雨痕化石。

日国 ページ 1875 でのじん単語。