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みじか・い【短い】🔗⭐🔉
みじか・い【短い】
〔形口〕
みじか・し〔形ク〕(「長い」の対としてだけでなく、平安時代ごろまでは「高い」の対としても用いられた。→ひくい(低))
1 空間的に連続している線状的なものについて、一方の端から他方の端までの隔たりが、相対的に小さいさま。「帯に短し、たすきに長し」*蜻蛉‐上「海松の引干のみじかくちぎりたるを結ひあつめて」
2 空間的に上の方までひろがりのないさま。低い。「背丈が短い」*落窪‐四「例ならぬ屋のみじかきにうつり給ひて」
3 転じて、身分、位などが上位でないさま。高貴でないさま。*大智度論天安二年点「下(ミシカキ)者を高くあらしむること能はず」
4 時間について、ある時点から連続している他の時点までの隔たりが、相対的に小さいさま。久しくないさま。「短い一生」*万葉‐三七四四「美自可伎(ミジカキ)命も惜しけくもなし」
5 比喩的に、心や気質や性質についていう。
思慮、性格などに欠けるところのあるさま。鈍いさま。劣っているさま。浅薄なさま。*古今‐一〇〇二「玉の緒のみじかき心おもひあへず」
長続きしないさま。変わりやすいさま。薄情なさま。*伊勢‐一一三「忘るるはいかにみじかき心なるらん」
6 せっかちなさま。*日葡辞書「キノ mijicai(ミジカイ) ヒト」
みじか‐げ(形動)/みじか‐さ(名)
●短きものを端(はし)切る
もともと短いものを、さらに短く切る。困っている以上にさらに困ることが起こる。泣きつらに蜂。*万葉‐八九二「短物乎端伎流(みじかきものヲはしキル)と云へるが如く」
みじか・し〔形ク〕(「長い」の対としてだけでなく、平安時代ごろまでは「高い」の対としても用いられた。→ひくい(低))
1 空間的に連続している線状的なものについて、一方の端から他方の端までの隔たりが、相対的に小さいさま。「帯に短し、たすきに長し」*蜻蛉‐上「海松の引干のみじかくちぎりたるを結ひあつめて」
2 空間的に上の方までひろがりのないさま。低い。「背丈が短い」*落窪‐四「例ならぬ屋のみじかきにうつり給ひて」
3 転じて、身分、位などが上位でないさま。高貴でないさま。*大智度論天安二年点「下(ミシカキ)者を高くあらしむること能はず」
4 時間について、ある時点から連続している他の時点までの隔たりが、相対的に小さいさま。久しくないさま。「短い一生」*万葉‐三七四四「美自可伎(ミジカキ)命も惜しけくもなし」
5 比喩的に、心や気質や性質についていう。
思慮、性格などに欠けるところのあるさま。鈍いさま。劣っているさま。浅薄なさま。*古今‐一〇〇二「玉の緒のみじかき心おもひあへず」
長続きしないさま。変わりやすいさま。薄情なさま。*伊勢‐一一三「忘るるはいかにみじかき心なるらん」
6 せっかちなさま。*日葡辞書「キノ mijicai(ミジカイ) ヒト」
みじか‐げ(形動)/みじか‐さ(名)
●短きものを端(はし)切る
もともと短いものを、さらに短く切る。困っている以上にさらに困ることが起こる。泣きつらに蜂。*万葉‐八九二「短物乎端伎流(みじかきものヲはしキル)と云へるが如く」
日国 ページ 18836 での【短い】単語。