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からいと‐そう【唐糸草】(‥サウ)🔗⭐🔉
からいと‐そう【唐糸草】(‥サウ)
バラ科のワレモコウ属の多年草。本州中部の日本海側の高山帯や草地に生え、観賞用に庭に植えられることもある。高さ五〇〜九〇センチメートル、茎は直立し、無毛で、地下に太い根茎をもつ。葉は長い柄のある奇数羽状複葉で根際からまばらに生える。小葉は長さ五〜九センチメートルの楕円形で五〜六対あり、縁にあらい鋸歯がある。八月に、茎の先に長さ一〇センチメートル以上にもなる大形のふさふさした紫紅色の穂状花序が垂れ下がり、先端から咲き始める。糸状の花糸が紫紅色で美しいところから、中国渡来の絹糸になぞらえていう。とううちそう。《季・夏》
日国 ページ 4613 での【唐糸草‥サウ】単語。