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く【く・ク】🔗⭐🔉
く【く・ク】
五十音図の第二行第三段(カ行ウ段)に置かれ、五十音順で第八位のかな。いろは順では第二十八位で、「お」のあと、「や」の前に位置する。現代標準語の音韻では、軟口蓋の無声破裂音kと母音uとの結合した音節kuにあたり、これを清音の「く」という。これに対して、濁点をつけた「ぐ」は、軟口蓋の有声破裂音gの結合した音節guと、軟口蓋の通鼻破裂音
の結合した音節
uとにあてられる。
uは語頭以外でguの代わりに現われる。gu,
uを合わせて「く」の濁音といい、特に
uについては鼻濁音の「ぐ」という。鼻濁音の「ぐ」を特に示す必要があるときは、濁点を一点にし、または半濁点
を用いることがある。「く」の字形は「久」の草体から出たもの、「ク」の字形は「久」の初二画をとったものである。ローマ字では、清音にkuを、濁音にguをあてる。






日国 ページ 5964 での【く】単語。