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こ‐て【小手・籠手】🔗🔉

こ‐て【小手・籠手】 (小手)手首から肘(ひじ)までの称。特に手首。肘から肩までをいう高手(たかて)に対する。「小手に縄をかける」 1 弓を射るとき、左手の肘(ひじ)にかける革製の道具。弓籠手(ゆごて)。手纏(たまき)。 2 甲冑に付属する小具足の一種。手全体を覆い包むもの。ふつうは、籠手袋という家地(いえじ)の布帛の表面に、鉄の座盤や肘金をつけ、その間を鎖でつなぐ。その形状によって、小田籠手・毘沙門籠手・産(うぶ)籠手・富永籠手・筏籠手・篠籠手・筒籠手・鎖籠手などの種類がある。てがい。こてあて。 3 剣道の防具の一つ。左右の手にはめて、指先から肘のあたりまでを覆うもの。刺子(さしこ)でつくる。また、剣道の試合の決まり手の一つで、その部分を打つこと。 ●小手が=利(き)く[=ある] ちょっとしたことに器用である。一応はこなすことができる。小利口である。小手先がきく。 ●小手の手覆(たおお)い 甲冑の小具足の籠手の部分の名。手の甲を覆うところ。てこう。こておおい。

日国 ページ 7928 での小手単語。