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さび【錆・銹・
・寂】🔗⭐🔉
さび【錆・銹・
・寂】
(動詞「さびる(寂・錆)」の名詞化)
1 化学変化によって、金属の表面に生じた、酸化物の皮膜。水酸化物、炭酸塩その他の塩類の皮膜についてもいう。鉄さび、赤さび、緑青(ろくしょう)など。
2 わが身についた害物。→身から出た錆。
3 「さびうるし(錆漆)」の略。
1 (寂)蕉風俳諧の用語で、発句・付句の句中における閑寂の色あいを主調とする、深くかすかな美的情趣をいう。造化に随順し、世俗を超越した作者の精神の色調・俳諧的境地の表れ。
2 (寂)古びて枯れたあじわいのあること。閑寂な趣のあること。地味で趣のあること。静寂味。
3 =さびごえ(錆声)
4 一般に、低く太い声。人を威圧するようなすご味のある声。「さびのきいた声」



日国 ページ 8844 での【錆】単語。