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すみ‐つき【墨付】🔗🔉

すみ‐つき【墨付】 1 書いた墨のつきぐあい。墨の色。筆の跡。筆跡。*源氏‐若紫「紫の紙に書い給へるすみつきの、いと殊なるを」 2 文書。手紙。特に、自筆の書状・文書・書籍など。 3 中世・近世、幕府・諸大名家が下付した公文書。文書の直接責任者やそのほかの関係者が書判を墨書したことからいう。後に書判のかわりに印判を用いた。御墨付。御判物。 4 (墨のついた紙の意)写本で、実際に文字などの書かれている紙。ふつう、その枚数を「墨付〇枚(丁)」としるす。 5 顔色。きげん。もてなし。*洒・初葉南志「知らぬ顔少し墨付がわるひを駕のもの見てとり」 6 口上を述べること。挨拶をすること。また、その挨拶。*浄・妹背山婦女庭訓‐四「互に味な墨付きを、子太郎がひっ取って」

すみ‐つけ【墨付】🔗🔉

すみ‐つけ【墨付】 1 婚礼のとき、または小正月に新夫婦に墨を塗る儀式。魔除けや祝いの意味がある。墨塗り。 2 互いに相手の顔に墨をつけあうこと。また、その遊び。墨塗り。

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