複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

すみ‐つき【墨付】🔗🔉

すみ‐つき墨付】 ①墨のつきぐあい。筆のあと。筆跡。源氏物語若紫「紫の紙に書き給へる―のいとことなるを取りて」 ②近世、幕府または諸侯からその臣下に与えた文書。また、それに記した書判。判物。おすみつき。 ③写本で、文字などが書いてあって白紙でない紙(の数)。「―41丁」 ④機嫌。洒落本、初葉南志「お出なされましたとは言へど知らぬ顔故、少し―が悪ひを」

すみ‐つけ【墨付け】🔗🔉

すみ‐つけ墨付け】 ①墨をつけること。墨糸または墨刺を用いて木材面などに線や印をつけること。 ②互いに相手の顔に墨をつけあう遊戯。 ⇒すみつけ‐しょうがつ【墨付け正月】

すみつけ‐しょうがつ【墨付け正月】‥シヤウグワツ🔗🔉

すみつけ‐しょうがつ墨付け正月‥シヤウグワツ 山陰地方で、小正月の日に、煤墨すすずみを女が男に塗ってまわる行事。染め事。 ⇒すみ‐つけ【墨付け】

大辞林の検索結果 (2)

すみ-つき【墨付(き)】🔗🔉

すみ-つき [2][4] 【墨付(き)】 (1)(紙などの)墨の付き具合。 (2)墨で書いた筆の跡。筆跡。 (3)書誌学用語で,写本などの文字や絵などが書かれている部分。 (4)〔末尾に墨で書き判をしたところから〕 中世・近世,将軍や諸大名が臣下に与えた証明書。判物(ハンモツ)。 →御墨付(オスミツキ) (5)機嫌。顔色。人のあしらい。「少し―がわるいを駕(カゴ)のもの見てとり/洒落本・初葉南志」 (6)口上(コウジヨウ)。挨拶。「互に味な―を子太郎がひつ取つて/浄瑠璃・妹背山」

すみつけ-しょうがつ【墨付け正月】🔗🔉

すみつけ-しょうがつ ―シヤウグワツ [5] 【墨付け正月】 正月一四日あるいは一五日に,鍋墨(ナベズミ)などを他人につけて歩く行事。墨塗りまつり。墨付けまつり。

広辞苑+大辞林墨付で始まるの検索結果。