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じゅん【順】🔗🔉

じゅん【順】 1 (形動)正道に従うこと。理にかなっているさま。順道。⇔逆。*謡曲・蝉丸「是等はみないづれをか順と見、逆なりといはん」 2 (形動)動作ややり方などの順序が正しく適当であるさま。また、そのような順序。順当。⇔逆。「訳を言うのが順だ」 3 (形動)おとなしいこと。しとやかなさま。従順。*十善法語‐五「女人は順を以て道とす」 4 かたわら。あたり。ならび。*仮・似我蜂物語‐上「そろそろと座敷の順まで行」 5 あることが、順序を追って次々に行われるさま。順番。「に」を伴って副詞的に用いることもある。「順に並ぶ」*太平記‐一七「献酌(けんしゃく)順に下って」 6 論理学で、ある命題に対して、換位、換質、換質換位の操作を加えて、別の命題を作る場合、これらの別の命題に対して、もとの命題をさす。 ●順の拳(こぶし)に外(はず)るな (「じゅんのこぶし」は皆で拳を出し合うことか。一説に、「順の子節」の形で、宴席などで順々に歌などの隠し芸をすること)仲間はずれにならないようにせよの意。 ●順の舞(まい) 列席者が、順々に歌や舞などの芸を披露すること。また、その芸。ずんのまい。 ●順の峰入(みねい)り 天台系の本山派の修験者が、役行者(えんのぎょうじゃ)の入山を慕って、熊野から葛城(かつらぎ)・大峰を経て吉野へ出る行事。真言系の当山派の逆の峰入りに対する語。《季・春》 ●順を追(お)う 順番に従う。次から次へと順番どおりに事がはこぶ。

ずん【順】🔗🔉

ずん【順】 「じゅん(順)」の直音表記。*紫式部日記「盃のずんの来るを」 ●順の舞(ま)い =じゅん(順)の舞 ●順の和歌(わか) 座にいる人が順次に和歌をよむこと。また、その和歌。

まつろえ【服・順】(まつろへ)🔗🔉

まつろえ【服・順】(まつろへ) 服従させること。*万葉‐四〇九四「もののふの八十伴の男を麻都呂倍(マツロヘ)の向けのまにまに」

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