複数辞典一括検索+![]()
![]()
しん【晋】🔗⭐🔉
しん【晋】
易の六十四卦の一つ。
。上卦は離(り=火)、下卦は坤(こん=地)。火地晋ともいう。離はこの場合、日を表し、日が地上に昇りすすむ象(しょう)。
中国山西省の異称。
中国の王朝名。山西省汾水(ふんすい)流域に拠った周代の侯国。紀元前七世紀前半から、山西の大半と河南北部を支配した。文公のとき中原の覇者となり、楚と対立したが、のちに韓氏・趙氏・魏氏の三家に分割されて衰え、紀元前三七六年に滅びた。
中国の王朝名(二六五〜四一九)。三国の魏に代わり、二六五年権臣司馬炎が建てた国。西晋と呼ばれる。都は洛陽。二八〇年、呉を併せて天下を統一したが、八王の乱と呼ばれる宗室間の紛争が起こり、折から強盛となった匈奴の劉曜らによって、三一六年に滅ぼされた。翌三一七年、王族の司馬睿(しばえい)が建業(南京)で即位、東晋の時代となったが、国力は弱く、四一九年、将軍の劉裕に滅ぼされた。
易の六十四卦の一つ。
。上卦は離(り=火)、下卦は坤(こん=地)。火地晋ともいう。離はこの場合、日を表し、日が地上に昇りすすむ象(しょう)。
中国山西省の異称。
中国の王朝名。山西省汾水(ふんすい)流域に拠った周代の侯国。紀元前七世紀前半から、山西の大半と河南北部を支配した。文公のとき中原の覇者となり、楚と対立したが、のちに韓氏・趙氏・魏氏の三家に分割されて衰え、紀元前三七六年に滅びた。
中国の王朝名(二六五〜四一九)。三国の魏に代わり、二六五年権臣司馬炎が建てた国。西晋と呼ばれる。都は洛陽。二八〇年、呉を併せて天下を統一したが、八王の乱と呼ばれる宗室間の紛争が起こり、折から強盛となった匈奴の劉曜らによって、三一六年に滅ぼされた。翌三一七年、王族の司馬睿(しばえい)が建業(南京)で即位、東晋の時代となったが、国力は弱く、四一九年、将軍の劉裕に滅ぼされた。
しん【疹】🔗⭐🔉
しん【疹】
皮膚に生じる小さな赤い吹き出物。
しん【真】🔗⭐🔉
しん【真】
1 (形動)いつわりでないこと。うそではないこと。正しいさま。ほんとう。まこと。真実。
2 (形動)まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。*人情・春色梅美婦禰‐五「何だか真(シン)な咄しでありますものを」
3 仮でないこと。常住不変であること。
4 老荘思想で、天から賦与された本性をそのままに失わぬこと。自然。本然。本質。本体。
5 仏教で、悟りによって得られた正しい道理。真実の道理。真理。妙理。
6 まじりけのないこと。純粋。
7 にせものではないこと。まことのもの。本物。*海道記「真を移してもよしなし」
8 (行、草に対して)特に、書で、楷書のこと。
9 役者評判記などの位付けで、上上吉の上位に置く文字の一つ。転じて、芸人などの仲間うちで、特にすぐれていると認められている者。
10 生け花で中心となる枝。→心。
11 落語、講談、義太夫などを演じるとき、その中心となること。また、その人。真打。心(しん)。
●真に迫(せま)る
演技や文章などで表現されたものが現実のさまとそっくりに見える。実感がある。
●真になる
きちんとする。まじめになる。真剣になる。
●真の一声(いっせい)
能楽で、脇能の前ジテが登場する時に演奏される大鼓・小鼓と笛との合奏の囃子(はやし)。静かにしかもさわやかに演奏する。この囃子で登場した役は、その直後に必ず一声を謡(うた)う。
●真の漆(うるし)
混ぜもののない生漆。
●真の次第(しだい)
能楽で、脇能のワキとワキツレが登場する時に大鼓・小鼓と笛とで合奏される囃子(はやし)。
●真の手桶(ておけ)
茶道具の一つ、正式の茶事に用いる漆(うるし)塗の手桶形水さし。
●真の闇(やみ)
ちょっとの光もなく全く暗いこと。まっくらやみ。まっくら。
●真を=打(う)つ[=切(き)る]
寄席などで、最も芸のすぐれた者として、最後に高座にのぼって話をする。
日国 ページ 10995。