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しん‐ごう【賑給】(‥ゴフ)🔗🔉

しん‐ごう【賑給】(‥ゴフ) 1 律令制時代の救済事業。水旱(すいかん)、虫害などにあった地方や、老疾者で身寄りのない者、行路の病人などを救済するため、米・塩を給付すること。平安時代以後は実質を失って形式化した。しんきゅう。 2 平安時代の年中行事の一つ。毎年五月の中・下旬に京中の飢民に米・塩などを施し与えること。しんきゅう。《季・夏》

じん‐こう【人口】🔗🔉

じん‐こう【人口】 1 世間の人のうわさ。人の口。世人の口の端。 2 一国、または一定の地域に住む人の総数。 ●人口に=入(い)る[=落(お)つ・乗(の)る] 世間の人人のうわさにのぼる。世人のうわさになる。 ●人口に膾炙(かいしゃ)す (膾(なます)と炙(あぶり肉)はだれの口にもうまく感ぜられ、もてはやされるというところから)広く人々の口にのぼってもてはやされる。広く世間の人々の話題となる。

じん‐こう【人工】🔗🔉

じん‐こう【人工】 自然物に人間の力が加えられること。また、人間がつくりだすこと。人のしわざ。人為。人造。

じん‐こう【人皇】(‥クヮウ)🔗🔉

じん‐こう【人皇】(‥クヮウ) 神代の天神七代、地神五代に対して、神武天皇以後の天皇をいう。にんのう。

じん‐こう【仁孝】(‥カウ)🔗🔉

じん‐こう【仁孝】(‥カウ) 仁慈と孝行。思いやりがあって情深く孝行なこと。

じん‐こう【仁厚】🔗🔉

じん‐こう【仁厚】 慈悲のこころの深いこと。

じん‐こう【沈香】(ヂンカウ)🔗🔉

じん‐こう【沈香】(ヂンカウ) 1 ジンチョウゲ科の常緑高木。インドから東南アジアに分布する。幹は高さ二〇メートルにも達する。葉は長さ五〜七センチメートルの長楕円(だえん)形で先は尾状にとがる。花は先が深裂した鐘形で白色。果実は長さ約五センチメートルの楕円状で、熟すと二裂する。材は香木として珍重され、インドでは薬用にもする。じん。 2 1から製した天然香料。生木または古木を土中に埋めて腐敗させ、樹脂を採集したもの。光沢のある黒色の優良品を伽羅(きゃら)という。 ●沈香も焚(た)かず屁(へ)もひらず 役にも立たないが害にもならないこと、よい事もしないが悪い事もしないこと、可もなく不可もなく平々凡々であることなどのたとえ。

日国 ページ 11052