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せいたか‐たうこぎ【背高田五加木】🔗🔉

せいたか‐たうこぎ【背高田五加木】 キク科の一年草。北アメリカ原産で、帰化植物として各地にふつうに生える。高さ約一メートル。茎はやや四角柱状で暗紫色を帯びる。葉は対生し、三出ないし二回三出複葉で、小葉は長さ六センチメートル内外の披針形で鋸歯がある。九〜一〇月、茎の上部で多く枝を出し、先端に頭花をつける。長さ約一センチメートルの総苞片が七〜一〇枚あって放射状に開き、中心に長さ約七ミリメートルの黄色の花が集まっている。果実は長さ六〜一三ミリメートルの扁平なくさび形で先端に二本の鋭い突起があり、突起には微小な逆刺があるため、果実が動物や衣服に付着することが多い。

せいたか‐のっぽ【背高のっぽ】🔗🔉

せいたか‐のっぽ【背高のっぽ】 背丈の高いものをあざけっていうことば。のっぽ。

せいたか‐はりい【背高針藺】(‥はりゐ)🔗🔉

せいたか‐はりい【背高針藺】(‥はりゐ) カヤツリグサ科の多年草。各地の湿地、または草原に生える。高さ三〇〜五〇センチメートルの大きな株を作り、多数稈が出る。夏から秋にかけて長さ約八ミリメートルの卵形の穂が着く。

せい‐たく【聖沢】🔗🔉

せい‐たく【聖沢】 天子の恩沢。天子のめぐみ。

せい‐たく【請託・請托】🔗🔉

せい‐たく【請託・請托】 内々のたのみ。権力などのある人に、私事を願いたよること。情実上の依頼。

せいた・ぐ【虐ぐ】🔗🔉

せいた・ぐ【虐ぐ】 〔他ガ下二〕(「しえたぐ(虐)」の変化)虐待する。むごくあつかう。また、無実の罪におとす。しいたげる。せたげる。*ぎやどぺかどる‐下・二「わが掟に随はず、汝等よりうけおひたる者責めせいたげて」

せい‐だく【清濁】🔗🔉

せい‐だく【清濁】 1 清いことと濁っていること。澄むことと濁ること。 2 楽器を奏したり歌ったりする時の、楽譜に示された音の高低や強弱。*古今著聞集‐六・二三〇「清濁のくらゐみな五音をいでず」 3 語の発音で、澄んだ音と濁った音。また、はっきりした発音の区別。 清音と濁音。かなに濁音をつけないものとつけたものとの発音上の区別。中国の古い音韻学で、子音を清・次清・濁・清濁の四種に分けたその一つ。鼻音にあたる。 4 (―する)清音と濁音を入れかえて発音すること。*日葡辞書「キャウヲ xeidacu(セイダク) スル<訳>〈略〉たとえば、TをDに、BiをFiにする」 5 曲と直。善悪。善人と悪人。賢人と愚人。また、優劣。 6 清酒と濁酒。 ●清濁併(あわ)せ呑(の)む 心が広く、善悪ともあるがままに受け入れる。度量が大きいこと。 ●清濁を分(わ)かつ 1 分別がつく。善悪、是非、優劣などを判断する。 2 楽譜に合った、正しい高低や強弱をわきまえる。

日国 ページ 11698