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そら‐えい【空酔】(‥ゑひ)🔗🔉

そら‐えい【空酔】(‥ゑひ) いつわって酒に酔ったさまをよそおうこと。酔ったふりをすること。

そら‐おがみ【空拝】(‥をがみ)🔗🔉

そら‐おがみ【空拝】(‥をがみ) うわべだけで尊敬の意を表すこと。みせかけだけ丁重にすること。

そら‐おしみ【空惜】(‥をしみ)🔗🔉

そら‐おしみ【空惜】(‥をしみ) 惜しくもないのに惜しそうなふりをすること。

そら‐おそろし・い【空恐ろしい】🔗🔉

そら‐おそろし・い【空恐ろしい】 〔形口〕そらおそろし〔形シク〕現在の状態から将来どうなるだろうと、いいようもなく不安に感じるさま。天罰・神罰・仏罰に対する恐怖や、その人の将来、世の成り行きについての不安などにいう。何となくおそろしい。*源氏‐手習「知らぬ人に具して、さるみちのありきをしたらんよと空おそろしくおぼゆ」

そら‐おどり【空躍】(‥をどり)🔗🔉

そら‐おどり【空躍】(‥をどり) 落ちつかないで、おどりはねること。

そら‐おぼえ【空覚】🔗🔉

そら‐おぼえ【空覚】 1 根拠なしに想像をめぐらすこと。それとなく感づくこと。 2 文句などをすっかり記憶すること。そらでおぼえること。暗記。 3 確かでない記憶。うろおぼえ。

そら‐おぼめき【空おぼめき】🔗🔉

そら‐おぼめき【空おぼめき】 知らない顔をすること。そしらぬふり。そらとぼけ。*源氏‐蛍「つれなくそらおぼめきしたるは」

そら‐おぼれ【空おぼれ】🔗🔉

そら‐おぼれ【空おぼれ】 故意にとぼけたふりをすること。そらおぼめき。*源氏‐夕顔「物などいふ若きおもとの侍をそらおぼれしてなむかくれまかりありく」

そら‐がくれ【空隠】🔗🔉

そら‐がくれ【空隠】 故意にかくれたふりをすること。いつわって不在のように見せること。

そら‐かぜ【空風】🔗🔉

そら‐かぜ【空風】 風邪にかかったふうをすること。

そら‐かぞう【空数う】(‥かぞふ)🔗🔉

そら‐かぞう【空数う】(‥かぞふ) 地名の「大津」「大坂」など「大(おお)」を語頭に持つ語にかかる。

そら‐からく・る【空絡繰る】🔗🔉

そら‐からく・る【空絡繰る】 〔他ラ四〕むやみに武器などをあやつりもてあそぶ。刀などをひねくりまわす。*太平記‐一二「加様のそらがらくる者共、毎夜京白河を廻って辻切をしける」

日国 ページ 12452