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てんじく‐がく【天竺楽】(テンヂク‥)🔗⭐🔉
てんじく‐がく【天竺楽】(テンヂク‥)
雅楽のなかのインド起源のもの。古くは林邑楽と同一視され、曲目についても諸説がある。「玉樹後庭花」「河水楽」「安摩」「扶南」「河南浦」など。
てんじく‐ざめ【天竺鮫】(テンヂク‥)🔗⭐🔉
てんじく‐ざめ【天竺鮫】(テンヂク‥)
テンジクザメ科の海魚。体長一メートルに達し、体は細長く背に革質の隆起が三条走る。体色は淡紫褐色、体側に約一三条の幅広い濃褐色の横縞と多数の白色斑点が散在。練り製品の材料。本州中部以南の沿岸にすむ。
てんじく‐だい【天竺鯛】(テンヂクだひ)🔗⭐🔉
てんじく‐だい【天竺鯛】(テンヂクだひ)
テンジクダイ科の海魚。全長は八センチメートルくらい。体は側扁した長楕円形。白っぽい淡灰色で、体側に約一〇条の淡褐色の横帯がある。目と口が大きい。産卵期は夏で、雄は卵塊を口中にふくんで孵化するまで保護する習性がある。食用。本州中部以南の沿岸に分布。
てんじく‐とくべえ【天竺徳兵衛】(テンヂクトクベヱ)🔗⭐🔉
てんじく‐とくべえ【天竺徳兵衛】(テンヂクトクベヱ)
江戸初期の海外貿易家。播磨国(兵庫県)の人。若い頃から朱印船に乗りこみ、南洋貿易に従事。見聞をまとめた「天竺渡海物語」は、当時の貿易を知る重要な史料。また、その生涯は歌舞伎や浄瑠璃などに脚色された。生没年不詳。
てんじく‐なすび【天竺茄子】(テンヂク‥)🔗⭐🔉
てんじく‐なすび【天竺茄子】(テンヂク‥)
「ちょうせんあさがお(朝鮮朝顔)」の異名。
てんじく‐ねずみ【天竺鼠】(テンヂク‥)🔗⭐🔉
てんじく‐ねずみ【天竺鼠】(テンヂク‥)
テンジクネズミ科の哺乳類。体長約二五センチメートル。ネズミにやや似ているが体が太く尾はない。耳は短くて丸い。毛色は白・褐色・黒のぶちであるが二色または全身一色のものもある。ペルー原産で、数種の品種がある。おとなしく飼いやすいので生物・医学の実験用のほか愛玩用として世界各地で飼育され、ふつうモルモットと呼ばれる。
てんじく‐ぼだいじゅ【天竺菩提樹】(テンヂク‥)🔗⭐🔉
てんじく‐ぼだいじゅ【天竺菩提樹】(テンヂク‥)
クワ科の常緑高木。インド、スリランカなどの原産で、日本へは明治の終わり頃に渡来し、観葉植物として温室で栽培される。枝や幹から太い気根を生じ、地面に達して肥大し幹状の支柱根となり、一株でも小さな林をなす。葉は広卵形で先端が尾状に長く伸びる。花は春から夏に咲くことが多く、嚢状の花房の中に隠れて咲く。釈迦がこの木の下で悟りを開いたといわれ、仏教では神聖な木とされる。インドぼだいじゅ。
日国 ページ 14384。