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てんのうき【天皇記】(テンワウ‥)🔗🔉

てんのうき【天皇記】(テンワウ‥) わが国最古の史書の一つ。推古二八年(六二〇)に、聖徳太子が、蘇我馬子とともに撰したもの。天皇の世系・事跡を記したものといわれる。大化元年蘇我氏滅亡の際、焼失。

てんのう‐き【天皇旗】(テンワウ‥)🔗🔉

てんのう‐き【天皇旗】(テンワウ‥) 1 天皇の標章として、行幸の時などに用いられる旗。虹色の錦に金色の菊花を描いてある。 2 旧海軍旗章の一つ。天皇が海軍官庁に臨御の時はその旗竿に、艦船に乗御の時は大檣頭に掲げたもの。地色は紅、菊花は金。

てんのうきかん‐せつ【天皇機関説】(テンワウキクヮン‥)🔗🔉

てんのうきかん‐せつ【天皇機関説】(テンワウキクヮン‥) 主権は国家にあって天皇にはなく、天皇は国家を代表する最高の機関にすぎないとした学説。ドイツの法学者イェリネックの国家法人説を帝国憲法の解釈に適用したもの。美濃部達吉などによって主張され、昭和一〇年軍部・右翼から国体に反する学説と非難を受けて国体明徴問題を引き起こした。

てんのう‐ざん【天王山】(テンワウ‥)🔗🔉

てんのう‐ざん【天王山】(テンワウ‥) 京都府南部、大山崎町にある山。桂・宇治・木津川が合流する地点の淀川に臨み、男山に対する。京都盆地と大阪平野とを結ぶ狭隘部にあり、古来、水陸交通の要地。 (天正一〇年羽柴秀吉と明智光秀とが山崎で戦ったとき、の占有が勝敗を左右したところから)勝敗や運命の重大な分かれ目。「天下分け目の天王山」

てんのう‐じ【天王寺】(テンワウ‥)🔗🔉

てんのう‐じ【天王寺】(テンワウ‥) 東京都台東区谷中にある天台宗の寺。山号は護国山。明徳二年日源の開創で、日蓮宗に属し、長燿山尊重院感応寺と称した。元禄一一年天台宗に改宗。幸田露伴の小説のモデルになった五重塔は昭和三二年焼失。 ⇒してんのうじ(四天王寺) 大阪市の区の一つ。上町台地にある。四天王寺や生国魂神社などの古社寺が多い。大阪外国語大学・大阪教育大学や天王寺公園などがある。 大阪市の地域名。JR関西本線の天王寺駅、近鉄南大阪線の阿倍野橋駅を中心とする一帯。

てんのうじ‐かぶ【天王寺蕪】(テンワウ‥)🔗🔉

てんのうじ‐かぶ【天王寺蕪】(テンワウ‥) カブの品種。大阪付近で古くから栽培され、葉は一般に切れ込みが浅く琵琶形。根は白色、扁球形。大きいものは二キログラムに達する。早熟で、生食や漬物に適する。てんのうじかぶら。

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