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はこ‐せこ【筥迫・函狭子】🔗🔉

はこ‐せこ【筥迫・函狭子】 鼻紙袋の異称。婦人が懐中にはさんで持つビロードなどの布製の紙入れ。江戸時代、奥女中や武家中流以上の若い婦人が用いたが、今日ではもっぱら礼装時の装飾として用いる。

はこ‐ぜん【箱膳】🔗🔉

はこ‐ぜん【箱膳】 奉公人などが食器を入れておく箱。食事のとき、その蓋を膳として用いた。

はこ‐そ【箱訴】🔗🔉

はこ‐そ【箱訴】 江戸時代、評定所門前の目安箱に訴状を投げ入れて直訴すること。

ば‐こそ🔗🔉

ば‐こそ (接続助詞「ば」に係助詞「こそ」の付いた語) 文中にある場合。 1 活用語の未然形をうけて仮定の条件を強調する。*知恩院本上宮聖徳法王帝説「富の小川の絶え婆許曾(バコソ)わが大王の御名忘らえめ」 2 活用語の已然形をうけて確定の条件を強調する。*源氏‐行幸「あらはならぬほどなればこそ、年月はまぎれすぐし給へ」 文末にある場合。活用語の未然形をうけて反語表現となる。*宇津保‐俊蔭「吾子より他に見え通ふ人のあらばこそ」

はこ‐ぞり【箱橇】🔗🔉

はこ‐ぞり【箱橇】 箱をのせた橇(そり)。

パゴダ🔗🔉

パゴダ (英pagoda)仏教文化圏にみられる仏塔や塔状の建造物の通称。

は‐ごたえ【歯応・歯答】(‥ごたへ)🔗🔉

は‐ごたえ【歯応・歯答】(‥ごたへ) 1 物をかむとき、堅さを歯に感ずること。また、その感じ。 2 転じて、対象に反応・抵抗などを感じること。手ごたえ。「歯応えのある作品」

はこだて【函館】🔗🔉

はこだて【函館】 (戦国時代、河野政道が築いた館の形が箱に似ているところから呼ばれたと伝えられる。初め箱館と書かれていたが、箱館戦争後、現在の表記に改められた)北海道南西部の地名。渡島(おしま)半島の南部にあり、津軽海峡を隔てて青森県に対する。寛保元年松前藩の番所が設けられ、のち幕府の直轄地となり、箱館奉行が置かれた。青函トンネルにより青森と鉄道で直結する、北海道の玄関口。また北洋漁業の基地でもあり、水産加工・造船などの工業が盛ん。大正一一年市制。 明治中期、北海道の西南部に設けられた県。明治一五年開拓使の廃止により設置され、渡島国と後志・胆振国の一部とを管轄した。同一九年廃止。

日国 ページ 16249