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はりこ‐かつら【張子鬘】🔗🔉

はりこ‐かつら【張子鬘】 (「はりこかづら」とも)紙を張り重ねて作った略式のかつら。俄(にわか)狂言や茶番に用い、子どもの玩具にもある。

はり‐こく・る【張りこくる】🔗🔉

はり‐こく・る【張りこくる】 〔他ラ四〕(「こくる」は接尾語)思いきりなぐる。はりとばす。なぐりとばす。*伎・色競かしく紅翅‐二「張(ハリ)こくるぞよ」

はり‐ごし【張輿】🔗🔉

はり‐ごし【張輿】 屋形の外部を筵張りにした略式の輿。

はり‐ごち【張鯒】🔗🔉

はり‐ごち【張鯒】 ハリゴチ科の海魚。全長約二五センチメートルになる。体形はコチに似て、頭部や体表には針のような小さなとげが多い。背方は暗灰色で腹方は白い。南日本産。かまぼこの材料になる。やりごち。のこぎりごち。

はり‐ごと【張言】🔗🔉

はり‐ごと【張言】 意地を張り合っていう言葉。

ハリコフ🔗🔉

ハリコフ (Har'kov)ウクライナの北東部にある工業都市。機械工業のほかに、大黒土地帯を控えて農産物加工業が盛ん。

はり‐こみ【張込】🔗🔉

はり‐こみ【張込】 1 (「貼込」とも)はりつけること。切りぬきなどをはること。また、そのもの。 2 奮発すること。大金を投ずること。 3 やりこめること。言い負かすこと。また、その文句。 4 見張ること。張り番をすること。特に警官が犯人の立回り先などに待機すること。

はり‐こ・む【張り込む】🔗🔉

はり‐こ・む【張り込む】 〔他マ下二〕 1 水などを順順にはっていっぱいにする。いっぱいに満たす。*拾遺‐三九五「池をはりこめたる水のおほかれば」 2 網などを広げて中に入れこめる。*班子女王歌合「春霞あみにはりこめ花散らば移ろひぬべし鶯とめよ」 〔他マ五(四)〕 1 いっぱいに入れる。水などを入れていっぱいにする。 2 (「貼込」とも)中にはって固定する。はりつける。 3 力を入れる。精出して努力する。意気ごんでする。*人情穴探意の裡外‐三「何ぼう仕事を張込んでも」 4 (自動詞的にも用いる)奮発して買う。おおいに散財する。奮発して大金を投ずる。おごる。*雑俳・折句大全「金弐両はり込む」 5 理屈を言って屈伏させる。文句を言ってねじこむ。やりこめる。*洒・浪花色八卦「客にもはりこむ事きびしく」 6 一定の場所に待機して見張番をする。見張る。「刑事が張り込んでいる」

日国 ページ 16632