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べっ‐きゅう【別給】(‥キフ)🔗🔉

べっ‐きゅう【別給】(‥キフ) (別勅による年給の意) 1 親王に与えられる年給の一つ。皇后から生まれた第一皇子に対し、別勅によって、年官として毎年諸国の掾(じょう)の任命権を与えること。 2 皇后の子ではない親王に対して与えた別巡給(べつじゅんきゅう)に準ずる年給。 3 親王でない者に特別の勅定によって与えられる、親王巡給に準ずる年給。

べっ‐きょ【別居】🔗🔉

べっ‐きょ【別居】 別れ別れに住むこと。家族などが別々に住むこと。「別居生活」

べっ‐きょう【別教】(‥ケウ)🔗🔉

べっ‐きょう【別教】(‥ケウ) 仏語。 1 天台宗にいう化法の四教の第三。菩薩だけに対する教え。蔵教・通教とも異なり、円教とも異なった、別の教え。 2 華厳宗で、華厳経に説く教え。三乗とは全く別の、究極・真実の教え。一乗の超絶的方面をいう。

べつ‐ぎょう【別行】(‥ギャウ)🔗🔉

べつ‐ぎょう【別行】(‥ギャウ) 1 平生、いつも行なっている行と別に特別に行なう修行。仏事や修行などを、特別にとり行なうこと。また、その行事。*謡曲・葵上「この間は別行の子細あっていづかたへもまかり出でず候へども」 2 大部の典籍のうち一部分を抜き出して独立させて、単行本とすること。たとえば、観音経は法華経普門品だけを独立させたもの。 3 文章中で、行を改めて書くこと。また、その行。

べつ‐ぎょう【別業】(‥ゲフ)🔗🔉

べつ‐ぎょう【別業】(‥ゲフ) 1 (「業」は屋敷の意)本宅以外の屋敷。別荘。 2 別の職業。他の事業。

へ‐つ・く【辺付く】🔗🔉

へ‐つ・く【辺付く】 〔自カ四〕近づく。そばに寄ってくる。特に、舟が岸べに近づいてくる。近寄る。⇔沖さく。*万葉‐一五三「沖放(さ)けてこぎ来る船辺附(へつき)てこぎ来る船」

べつ‐ぐう【別宮】🔗🔉

べつ‐ぐう【別宮】 1 本宮に付属して別の場所に立てられた神社で、宮号(ぐうごう)を有するもの。多く本宮と祭神を同じくする。 2 離宮。

日国 ページ 17929