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もと‐がしわ【本柏】(‥がしは)🔗🔉

もと‐がしわ【本柏】(‥がしは) (「もとかしわ」とも) 1 柏の古葉で、冬も落ちないで木についているもの。大嘗会(だいじょうえ)のとき、その葉に酒をひたし、神饌にそそぐ。 2 古くから関わりを持っているもの。*栄花‐峰の月「この相任本かしはの所より」

もと‐かた【本方・元方】🔗🔉

もと‐かた【本方・元方】 1 神楽の演奏のとき、本末の二組に分かれた歌い手の一方で、先に唱え歌う方。⇔すえかた。 2 卸売りをする問屋。また、製造元。 3 事業の資本を出す人。出資者。また、興行などの出催者。 4 根本の方。もとの方。

もどかわし(もどかはし)🔗🔉

もどかわし(もどかはし) 〔形シク〕=もどかしい

もと‐き【本木・元木】🔗🔉

もと‐き【本木・元木】 1 木の根本の部分。⇔末木(うらき)。 2 以前に関係のあった者。前夫・先妻や最初に情交のあった者などにいう。 ●本木にまさる末木(うらき)なし 幾度取り替えてみても、やはり最初に関係のあったものよりすぐれたものはない。多く男女関係についていう。

もとき【本木】🔗🔉

もとき【本木】 姓氏。

もどき【擬・抵牾・牴牾】🔗🔉

もどき【擬・抵牾・牴牾】 (動詞「もどく(擬)」の名詞化) 1 張り合って似せて作ること。また、似せて作ったもの。まがいもの。*古今著聞集‐五「小侍従がもどきの句といひつべし」 2 非難。批評。*源氏‐浮舟「軽々しきもどき、負ひぬべきが」 3 日本の諸芸能で主役のまねをしたり、主役にからんだりする道化役。また、その曲目。能の「翁」における三番叟や、里神楽でひょっとこ面をつけた道化役など。 〔語素〕名詞に付いて、それと対抗して張り合うぐらいのもの、それに匹敵するものであるという意を表す。また、そのものに似て非なるものであるという意をも表す。「がんもどき」「うめもどき」など。

日国 ページ 19538