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もとき‐しょうぞう【本木昌造】(‥シャウザウ)🔗🔉

もとき‐しょうぞう【本木昌造】(‥シャウザウ) 江戸末期の印刷技術者。長崎の人。わが国活字印刷術の祖。明治三年アメリカ人技師ガンブルについて活字の鋳造法を学び、洋式活版印刷技術を初めて導入した。(一八二四〜七五)

もとき‐よしなが【本木良永】🔗🔉

もとき‐よしなが【本木良永】 江戸中期の蘭学者。通称栄之進、のち仁太夫。長崎でオランダ通詞をつとめ、天文地理に関する多くの蘭書を翻訳。このうち、「天地二球用法」でわが国に初めてコペルニクスの地動説を紹介し、これをさらにくわしく、「太陽窮理了解説」で解説した。(一七三五〜九四)

もと‐きん【元金】🔗🔉

もと‐きん【元金】 1 事業を始めるための資本金。もとで。もとぎん。もとがね。もと。 2 貸し借りしたもとの金。利息に対していう。がんきん。

もと‐ぎん【元銀】🔗🔉

もと‐ぎん【元銀】 =もときん(元金)1

もど・く【擬く・抵牾く・牴牾く】🔗🔉

もど・く【擬く・抵牾く・牴牾く】 〔他カ四〕(「もど」は「もどる(戻)」などの「もど」と同じく、反するさま、くいちがうさま、ちぐはぐなさまなどをいうか) 1 他と対抗して張り合って事を行う。他のものに似せて作ったり、振る舞ったりする。まがえる。*宇津保‐俊蔭「七歳なる子、父をもどきて、高麗人と文をつくりかはしければ」 2 さからって非難または批評する。また、そむく。さからう。*源氏‐常夏「人の上もどき給はぬおととの」

もと‐くだ・つ【本降つ】🔗🔉

もと‐くだ・つ【本降つ】 〔自タ四〕(根本が衰えるの意)年老いて次第に衰える。*古今‐八九一「本くだち行くわがさかりはも」

もと‐くち【元口】🔗🔉

もと‐くち【元口】 丸太材の、根元の方の太い切り口。⇔末口(すえくち)

もと‐くび【元首】🔗🔉

もと‐くび【元首】 首の根もと。また、そこから上の頭。

もと‐ぐろ【本黒】🔗🔉

もと‐ぐろ【本黒】 矢羽の名。根本の方の黒いもの。

もと‐こ【元子】🔗🔉

もと‐こ【元子】 元金と利子。元利(がんり)。

もと‐こ【左右・床側】🔗🔉

もと‐こ【左右・床側】 (「許(もと)処(こ)」の意)もと。かたわら。そばちかく。*書紀‐皇極二年九月(図書寮本訓)「床側(モトコ)を避(さ)りたまはず」

日国 ページ 19539