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もと‐つ【本つ】🔗⭐🔉
もと‐つ【本つ】
〔連語〕(「つ」は「の」の意の格助詞)大もとに属する。主要な。本来の。
●本つ家(いえ)
1 その家系の本流である家。本家。宗家。家元。
2 ひとつの屋敷の中で、主人の住居として用いられている建物。母屋。
3 嫁・婿など他家へ移籍した者の、移籍以前の家。実家。里方。
●本つ国(くに)
もとのくに。故郷。ほんごく。
●本つ妻(め)
本来の妻。正妻。ほんさい。
もと‐づ・く【基づく・本付く】🔗⭐🔉
もと‐づ・く【基づく・本付く】
〔自カ五(四)〕
1 しっかりと根をおろす。*遊楽習道風見「早苗ふしだちて、植田に成て、次第々々に本附時分に」
2 基として起こる。あるものに根拠・基盤がある。基因する。「事実に基づいた小説」*文鏡秘府論保延四年点‐南「六経に本(もとづク)」
3 近づく。到達する。*伽・蛤の草紙「そなたを頼み参らせて、この舟にもとづきしかひもなく」
〔他カ下二〕ある物事を根拠とする。基盤、基礎にする。*毛詩抄(京大二十冊本)一七「是が始て生れらるる事を本つけて云たぞ」


もと‐づな【元綱】🔗⭐🔉
もと‐づな【元綱】
車などに綱をつけて引くときの、その綱のもとの方。また、それを引く人。
もとっ‐ぱやり【元っ流行】🔗⭐🔉
もとっ‐ぱやり【元っ流行】
=もとばやり(元流行)
もと‐づめ【元詰】🔗⭐🔉
もと‐づめ【元詰】
製造元や醸造元などで、びんや缶に製品を詰めること。また、その品。
もと‐で【元手】🔗⭐🔉
もと‐で【元手】
1 事業を始めようとするとき、設備を整えたり、商品・資材を購入したりするのに必要な金銭。資本。
2 転じて、利益を得たり、生活の糧(かて)を得たりするための根源となるもの。資質、才能、技術など。「サラリーマンは身体が元手」
もと‐どおり【元通】(‥どほり)🔗⭐🔉
もと‐どおり【元通】(‥どほり)
(形動)以前と同じ形や状態であること。「元通りの体になる」
日国 ページ 19542。