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ゆかり【縁・所縁】🔗⭐🔉
ゆかり【縁・所縁】
1 なんらかのかかわりあい。多少のつながり。えん。因縁。機縁。「文豪ゆかりの地」「縁(えん)もゆかりもない人」
2 血のつながりのある者。血縁。また、夫から見た妻。または妻から見た夫。親族。
●縁の色(いろ)
紫色。「古今‐八六七」の「紫のひともとゆゑにむさし野の草はみながらあはれとぞみる」などからいう。
●縁の草(くさ)
植物「むらさき(紫)」の異称。
●縁の露(つゆ)
(露のゆかり、の意)わずかのゆかりを露にたとえていう。
ゆかり‐かかり【縁懸】🔗⭐🔉
ゆかり‐かかり【縁懸】
(類似の語を重ねた強調語)「ゆかり(縁)」を強めていう語。*幸若・烏帽子折「もしも源氏のゆかりかかりにてましまさば」
ゆかりのこよみうた【由縁の暦歌】🔗⭐🔉
ゆかりのこよみうた【由縁の暦歌】
清元。文化一三年江戸中村座の二番目大切に初演。福森久助作詞。清沢万吉作曲。おさん茂兵衛の恋のもつれから心中の直前救われるまで。おさん。おさん茂兵衛。
ゆかり‐むつび【縁睦】🔗⭐🔉
ゆかり‐むつび【縁睦】
ゆかりのある者が親しみむつび合うこと。血縁の者や親族の者が夫婦となること。*源氏‐乙女「ゆかりむつひ、ねぢけがましき様にて」
ゆか・る【縁る】🔗⭐🔉
ゆか・る【縁る】
〔自ラ四〕(名詞「ゆかり(縁)」の動詞化)ゆかりとなる。血縁の関係にある。*米沢本沙石集‐五末・二「奥州の千福と云ふ所に、ゆかりたるものを尋ねて」
ゆがろん【瑜伽論】🔗⭐🔉
ゆがろん【瑜伽論】
「ゆがしじろん(瑜伽師地論)」の略。
ゆ‐かわ【湯川】(‥かは)🔗⭐🔉
ゆ‐かわ【湯川】(‥かは)
1 (「ゆかわあみ(沐浴)」からかという)湯や水を浴びること。ゆあみ。
2 温泉の湯が流れている川。
ゆかわ【湯川】(ゆかは)🔗⭐🔉
ゆかわ【湯川】(ゆかは)
姓氏。
ゆ‐かわあみ【沐浴】(‥かはあみ)🔗⭐🔉
ゆ‐かわあみ【沐浴】(‥かはあみ)
(「ゆ」は神聖・清浄の意の「斎(ゆ)」、「かわあみ」は「川浴(かわあみ)」で水をあびることの意)身を浄めるために水をあびること。また、その水あび。ゆあみ。
日国 ページ 20011。