複数辞典一括検索+

るり‐とう【瑠璃灯】🔗🔉

るり‐とう【瑠璃灯】 1 黄檗宗で、仏殿などにつるす六角形の灯籠。周囲を薄地の絹で張り、中に瑠璃製の燭器を納める。 2 歌舞伎・文楽の大道具で、道行などの舞踊劇の際、火をともした小蝋燭に台をつけたものを、背景一面に並べて舞台を飾ること。多く京坂の歌舞伎・文楽の舞台で用いる。

るり‐とらのお【瑠璃虎の尾】(‥とらのを)🔗🔉

るり‐とらのお【瑠璃虎の尾】(‥とらのを) ゴマノハグサ科の多年草。観賞用に栽培される。高さ〇・五〜一メートル。葉は対生し長卵形で縁に鋸歯がある。長さ五〜一〇センチメートル。夏、茎頂に青紫色の小花を長さ一〇〜二〇センチメートルの密生した尾状花序につける。

るり‐はこべ【瑠璃繁縷】🔗🔉

るり‐はこべ【瑠璃繁縷】 サクラソウ科の一年草。伊豆七島、四国、九州、沖縄の海岸近くに生える、高さ一〇〜三〇センチメートル。葉は対生し、卵形で先はとがる。三〜五月、葉腋に長さ二〜三センチメートルの花柄を出し、先端に青紫色の五弁花をつける。

るり‐びたき【瑠璃鶲】🔗🔉

るり‐びたき【瑠璃鶲】 ツグミ科の鳥。全長一三〜一四センチメートル。雄の背面は暗青色の瑠璃色で、下面は白く、脇は黄褐色を呈する。雌の背面は暗緑褐色。アジア北部とヒマラヤ山脈に分布し、日本では本州中部以北の亜高山帯の森林で繁殖。冬季は四国・九州にも渡り、平地や市街地にも現れる。雄は美しく、鳴き声もよい。《季・夏》

るり‐みぞかくし【瑠璃溝隠】🔗🔉

るり‐みぞかくし【瑠璃溝隠】 キキョウ科の一年草。南アフリカ原産。花壇や鉢植えとして観賞される。高さ一〇〜三〇センチメートル。枝は細かく分枝し、球形状となる。葉は倒卵状で鋸歯がある。五〜六月、径約一・五センチメートルの花を多数腋生する。花色は紫・青・白のほか、白が混じるものもある。るりちょうそう。ロベリア。

るりみ‐の‐き【瑠璃実の樹】🔗🔉

るりみ‐の‐き【瑠璃実の樹】 アカネ科の常緑低木。伊豆半島以西の暖地に生える、高さ一・五メートル内外。葉は対生し、長楕円形で両端はとがる。七〜八月、葉腋に白または紅色を帯びた漏斗状の五弁花をつける。果実は球形で濃青色に熟す。るりだまのき。

日国 ページ 20679