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うっちょう‐しゅ【鬱鬯酒】(ウッチャウ‥)🔗⭐🔉
うっちょう‐しゅ【鬱鬯酒】(ウッチャウ‥)
鬱金香を煮て黒黍に混ぜ、醸造した酒。中国で宗廟に捧げた。
うつつ【現・顕】🔗⭐🔉
うつつ【現・顕】
(「うつし(現)」の「うつ」を重ねた「うつうつ」の変化という)
1 世に実際に存在していること。また、その存在しているもの。多く、観念世界、死、虚構のものなどに対して用いられる。
(観念世界に対して)目ざめた意識に知覚される現実。実際。*万葉‐三九七八「夢には見れど宇都追(ウツツ)にし直(ただ)にあらねば」
(死に対して)生きて存在している状態。なまの身。*源氏‐葵「うつつの我身ながら」
(仮作物語などの虚構に対して)現実に存在していること。実在。*源氏‐蛍「うつつの人もさぞあるべかめる」
2 目ざめていて、知覚がはっきりしている状態。また、正常な精神状態であること。正気。=うつつない源氏‐葵「うつつにも似ずたけく厳(いか)きひたぶる心いできて」
3 (「夢うつつ」と続けていうところから誤用して)夢か現実かはっきりしないような状態。また、そのような状態にあるもの。
夢を見ているような心理状態。夢見ごこち。夢。まぼろし。*太平記‐二五「一同に皆入興(じゅきょう)して幻(ウツツ)の如に成にけり」
うっとりとした状態。*浮・好色一代女‐二「万事頼みあげるなどいへば、住持はや現(ウツツ)になって」
正気のないこと。魂のぬけたからだ。*浮・好色五人女‐一「魂身のうちをはなれ清十郎が懐に入て我は現(ウツツ)が物いふごとく」
仮睡して、うつらうつらしている状態。*雑俳・柳多留‐二「うつつにも団扇のうごく蠅ぎらひ」
●現の人(ひと)
1 この世に生きている人。実在の人。うつつびと。
2 正気の人。気の確かな人。
3 正気を失った人。夢見ごこちでぼんやりしている人。
●現の闇(やみ)
やみのように暗くたよりない現実。やみのうつつ。
●現の夢(ゆめ)
夢ではないかと思われるような、はかない現実。主に、男女の夢のような逢瀬(おうせ)をいう。
●現を抜(ぬ)かす
ある物事に心を奪われて、夢中になる。気をとられてうっとりとなる。「ゴルフにうつつをぬかす」
(観念世界に対して)目ざめた意識に知覚される現実。実際。*万葉‐三九七八「夢には見れど宇都追(ウツツ)にし直(ただ)にあらねば」
(死に対して)生きて存在している状態。なまの身。*源氏‐葵「うつつの我身ながら」
(仮作物語などの虚構に対して)現実に存在していること。実在。*源氏‐蛍「うつつの人もさぞあるべかめる」
2 目ざめていて、知覚がはっきりしている状態。また、正常な精神状態であること。正気。=うつつない源氏‐葵「うつつにも似ずたけく厳(いか)きひたぶる心いできて」
3 (「夢うつつ」と続けていうところから誤用して)夢か現実かはっきりしないような状態。また、そのような状態にあるもの。
夢を見ているような心理状態。夢見ごこち。夢。まぼろし。*太平記‐二五「一同に皆入興(じゅきょう)して幻(ウツツ)の如に成にけり」
うっとりとした状態。*浮・好色一代女‐二「万事頼みあげるなどいへば、住持はや現(ウツツ)になって」
正気のないこと。魂のぬけたからだ。*浮・好色五人女‐一「魂身のうちをはなれ清十郎が懐に入て我は現(ウツツ)が物いふごとく」
仮睡して、うつらうつらしている状態。*雑俳・柳多留‐二「うつつにも団扇のうごく蠅ぎらひ」
●現の人(ひと)
1 この世に生きている人。実在の人。うつつびと。
2 正気の人。気の確かな人。
3 正気を失った人。夢見ごこちでぼんやりしている人。
●現の闇(やみ)
やみのように暗くたよりない現実。やみのうつつ。
●現の夢(ゆめ)
夢ではないかと思われるような、はかない現実。主に、男女の夢のような逢瀬(おうせ)をいう。
●現を抜(ぬ)かす
ある物事に心を奪われて、夢中になる。気をとられてうっとりとなる。「ゴルフにうつつをぬかす」
日国 ページ 2079。