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ギーゼキング🔗🔉

ギーゼキング (Walter Gieseking ワルター―)ドイツのピアニスト。ドビュッシー、ラベルなどフランス印象派の作品の演奏で名声を得る。師カール=ライマーとの共著「現代ピアノ演奏法」はのちのピアノ奏法に大きな影響を与えた。(一八九五〜一九五六)

ギーゼブレヒト🔗🔉

ギーゼブレヒト (Wilhelm von Giesebrecht ウィルヘルム=フォン―)ドイツの歴史家。中世史料の収集、復原、および翻訳などに大きな業績を上げる。主著「ドイツ皇帝時代の歴史」。(一八一四〜八九)

きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】(‥バウズ)🔗🔉

きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】(‥バウズ) 歌舞伎で、幕あきなどに、坊主姿の数人が「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と呼び合いながら登場して、観客に狂言の筋を簡単に知らせる役。能狂言の間語(あいがたり)をまねた手法で、「道成寺」「鳴神」などに用いる。

きいた‐ふう【利いた風】🔗🔉

きいた‐ふう【利いた風】 (形動) 1 気のきいたさま。また、その人。*浮・紅白源氏物語‐一「きゐたふうなる男ぶり」 2 いかにもその道に通じているように見せるさま。また、その人。知ったかぶり。半可通(はんかつう)。*滑・膝栗毛‐三「ヱヱさっきから、だまって聞てゐりゃア、弥次さんおめへきいたふうだぜ」 3 なまいきなさま。また、その人。*洒・傾城買四十八手「あんなきいたふうな女郎はねへ」

きい‐たん【奇異譚】🔗🔉

きい‐たん【奇異譚】 珍しく、ふしぎな話、物語。

きいち【鬼一】🔗🔉

きいち【鬼一】 文楽人形の頭(かしら)の一つ。「鬼一法眼三略巻」の鬼一法眼に用いるところから出た名称。老立役に用い、ふき眉、寄り目の頭。

き‐いちご【木苺】🔗🔉

き‐いちご【木苺】 バラ科キイチゴ属の数種の落葉低木の総称。モミジイチゴ、カジイチゴ、ベニバナイチゴ、クサイチゴ、バライチゴ、ナワシロイチゴ、ゴヨウイチゴなど。山野に自生するほか、栽培もされ、果実を生食し、また、ジャムやイチゴ酒にする。茎は叢生(そうせい)し、高さ一〜二メートルになる。普通、茎および葉柄に棘がある。葉は互生し、掌状に中・深裂または三出複葉。種類によっては五出掌状または奇数羽状複葉で、いずれも縁に鋸歯がある。四〜五月、葉腋に直径三センチメートル内外の白色、まれに紅色の五弁花を開く。《季・夏》

日国 ページ 5077