げ‐ご【解悟】 真実の道理をさとること。迷いから解きはなたれて、真理をさとること。

け‐こう【華香・花香】（‥カウ） ＝こうげ(香華)

げ‐こう【下向】（‥カウ） １ 高い所から低い所へおりて行くこと。 ２ 都から地方へ行くこと。くだること。 ３ ＝げこう(還向) ４ ＝げぎょう(下行)

げ‐こう【下校】（‥カウ） 学校を出て帰途につくこと。⇔登校

げ‐こう【外考】（‥カウ） 律令制で、外位(げい)の考課。郡司、国博士、帳内資人などの勤務評定。

げ‐こう【還向】（‥カウ） 社寺に参拝して帰ること。また、その時。下向。げんこう。

げ‐こうし【下格子】（‥カウシ） 格子をおろすこと。

げこう‐どう【下向道】（ゲカウダウ） 下向する道筋。また、下向する時。社寺に参拝しての帰り道。

げ‐こく【下刻】 一刻(いっとき＝二時間)を三分した最後の時。

げ‐こく【下国】 １ 律令制で、国の等級を決めたものの一つ。大、上、中、下の四段階の最下級の国。和泉・伊賀・志摩・伊豆・飛騨・隠岐・淡路・壱岐・対馬の九国。 ２ (―する)都から国元へおもむくこと。国司が任国へおもむくこと。

げ‐こく【下穀】 江戸時代、穀物を下付または払い下げること。凶荒年に備えて貯蔵してある穀類などを処分する場合にいう。

げ‐ごく【下獄】 牢獄にはいって刑に服すること。

げ‐こく‐じょう【下剋上・下克上】（‥ジャウ） (下が上に剋(か)つの意)下の者が上の者を押しのけて権力を持つこと。主に南北朝末期から戦国時代にかけて、下層階級の者が、国主や主家などをしのいで、実権をにぎる風潮を、旧体制側の者が非難したことば。かこくじょう。

けごしづか‐こふん【牽牛子塚古墳】 奈良県高市郡明日香村にある円墳。径二五メートル。横穴式石室が中壁によって東西二室に分かれ、夫婦の合葬墓とみられる。七世紀のものと推定される。史跡指定。