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し‐た・てる【仕立てる・為立てる】🔗🔉

し‐た・てる【仕立てる・為立てる】 〔他タ下一〕した・つ〔他タ下二〕(「し」はサ変動詞「する」の連用形。「仕」は当て字) 1 目的に合った、望ましい状態につくりあげる。仕上げる。*源氏‐若紫「御帳、御屏風など、あたりあたりしたてさせ給ふ」 2 特に、衣服をつくりあげる。「羽織を仕立てる」*源氏‐乙女「正月(むつき)の御装束など〈略〉いときよらにしたて給へるを」 3 美しくこしらえる。飾りたてる。*枕‐三「里人は、車きよげにしたてて見に行く」 4 事件や話を、芝居などの作品に作り上げる。「一編の小説に仕立てる」 5 ある役柄に扮装(ふんそう)させる。また、一般に、姿や身振りなどをある人物らしく見えるようにする。*浄・神霊矢口渡‐一「二人の家来を牽頭(たいこ)に仕立て付置たり」 6 事実でない物事をいかにも事実らしいようにつくりあげる。「悪人に仕立てる」 7 教えこんで一人前のものにする。養成する。しこむ。「技術者に仕立てる」*宇津保‐俊蔭「このほど家まづしくしておもふほどにしたてず」 8 治療する。または、病気を回復させる。*浮・風流曲三味線‐一「あの人にふさうた薬があれば、おましまして追付仕立(シタテ)て帰しませふと」 9 ととのえる。用意する。支度する。多く、乗物などにいう。「車(釣船)を仕立てる」*今鏡‐一〇「したてていだしけるが」

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