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かげきよ【景清】🔗⭐🔉
かげきよ【景清】
平景清(たいらのかげきよ)。
謡曲。四番目物。各流。作者未詳。古名「盲目景清」。平家滅亡後、日向国宮崎に流されて盲目の乞食同様になった平景清を尋ねて、娘の人丸が鎌倉から訪れる。
幸若曲名。悪七兵衛景清は源頼朝を討とうとして果たさず、牢につながれ、一度は破って出るが、舅の難を恐れて牢に戻る。そして六条河原で斬られることになるが、報復の念を絶ち、両眼をえぐって西国に行き、清水に参ると、両眼が元通りになる。やがて、日向宮崎荘に移って、長命を保った。のちの浄瑠璃、歌舞伎に大きく影響した。
歌舞伎十八番の一つ。「菊重栄景清」として、元文四年二世市川団十郎が初演。
歌舞伎所作事。長唄・常磐津。通称「五条坂の景清」。三世桜田治助作詞。十世杵屋六左衛門、岸沢式佐作曲。天保一〇年江戸中村座初演。四世中村歌右衛門と岩井粂三郎の八景の所作事「花翫暦色所八景(はなごよみいろのしょわけ)」の一つ。景清が五条坂の阿古屋のところへ通うさまを舞踊化したもの。
歌舞伎所作事。常磐津。俗称「へちまの景清」。二世桜田治助作詞。岸沢古式部作曲。文化一〇年江戸森田座初演。七世市川団十郎の八景の所作事「閏茲姿八景(またここにすがたはっけい)」の一つ。羽織姿の景清が、八島の軍話を郭話になぞらえて物語る。
平景清(たいらのかげきよ)。
謡曲。四番目物。各流。作者未詳。古名「盲目景清」。平家滅亡後、日向国宮崎に流されて盲目の乞食同様になった平景清を尋ねて、娘の人丸が鎌倉から訪れる。
幸若曲名。悪七兵衛景清は源頼朝を討とうとして果たさず、牢につながれ、一度は破って出るが、舅の難を恐れて牢に戻る。そして六条河原で斬られることになるが、報復の念を絶ち、両眼をえぐって西国に行き、清水に参ると、両眼が元通りになる。やがて、日向宮崎荘に移って、長命を保った。のちの浄瑠璃、歌舞伎に大きく影響した。
歌舞伎十八番の一つ。「菊重栄景清」として、元文四年二世市川団十郎が初演。
歌舞伎所作事。長唄・常磐津。通称「五条坂の景清」。三世桜田治助作詞。十世杵屋六左衛門、岸沢式佐作曲。天保一〇年江戸中村座初演。四世中村歌右衛門と岩井粂三郎の八景の所作事「花翫暦色所八景(はなごよみいろのしょわけ)」の一つ。景清が五条坂の阿古屋のところへ通うさまを舞踊化したもの。
歌舞伎所作事。常磐津。俗称「へちまの景清」。二世桜田治助作詞。岸沢古式部作曲。文化一〇年江戸森田座初演。七世市川団十郎の八景の所作事「閏茲姿八景(またここにすがたはっけい)」の一つ。羽織姿の景清が、八島の軍話を郭話になぞらえて物語る。
かげきよ‐ぐま【景清隈】🔗⭐🔉
かげきよ‐ぐま【景清隈】
隈取の一つ。歌舞伎十八番の景清に扮する役者が行ない、紅の筋隈に、ひげを藍色にする。
日国に「景清」で始まるの検索結果 1-2。