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なが・める【眺める】🔗🔉

なが・める【眺める】 〔他マ下一〕なが・む〔他マ下二〕(「長(なが)見る」の意ともいうが、「長眼(ながめ)」の動詞化ともみられる。→ながめ(眺)) 1 物思いなどに沈みながら、ある一点や戸外などをぼんやりと見やる。*源氏‐桐壺「夕月夜のをかしき程に、いだしたてさせ給ひて、やがてながめおはします」 2 ぼんやりと見やりながら、物思いにふける。*源氏‐若紫「あけくれなかめ侍るところにわたしたてまつらむ」 3 なにもしないで、ただぼんやりと見ている。*太平記‐八「余(あまり)にながめ居て、御方(みかた)の弱り為(し)出したらんも由なし」 4 感情をこめて、あるものを見つめる。また、景色や美しいものなどを、鑑賞的な態度で見やる。*源氏‐夕顔「みし人の煙を雲となかむれば」 5 遠くにあるものや、ある距離をおいたところを見やる。*海道記「三上の嶽を眺て八洲河を渡る」 6 よくよく見つめる。つくづく見つめる。

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