ちぢみ‐あが・る【縮み上がる】 〔自ラ五(四)〕 １ すっかりちぢれる。また、すっかりちぢんで小さくなる。＊発心集‐五「髪赤くちぢみあがりたる小童」 ２ 恐怖や寒さで身体が畏縮する。からだや気持が小さくなる。＊滑・浮世床‐二「ソコデ縮のままで縮上って、絽の羽織有てもやくにたたず」

ちぢみ‐こ・む【縮み込む】 〔自マ四〕 １ 小さくなって中へはいりこむ。また、縮んで中にはいったままになる。 ２ 恐怖、寒さなどで身体を小さくする。すっかり畏縮する。縮み上がる。＊浄・女殺油地獄‐上「大事の命の玉、ちぢみ込程蹴付けられ」