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き‐げん【機嫌・譏嫌】🔗🔉

き‐げん【機嫌・譏嫌】 1 (譏嫌)そしりきらうこと。世人の嫌悪すること。*正法眼蔵‐行持上「時人の譏嫌をかへりみず」 2 事の起こる時機。事を行なうしおどき。*徒然草‐一五五「世に従はん人は、まづ機嫌を知るべし」 3 様子。形勢。事情。また、安否。*義経記‐二「片ほとりの山科に知る人ありける所にわたらせ給ひて、京のきげんをぞ窺ひける」 4 表情、言葉、態度にあらわれている、その人の気分のよしあし。*長門本平家‐一四「今一度君を見参らせんと存じ候て、きげんをかへりみ候はず、推参仕て候」 5 (形動)気分のよいさま。心持ちの愉快なさま。ごきげん。*波形本狂言・箕被「いやいや外の事とは違ふて連哥の事じゃ程に、結句(けっく)機嫌(キゲン)であらふ」 ●機嫌を取(と)る 人の気分をなぐさめやわらげるようにする。現代では、人が喜ぶような働きかけをすることをいう。機嫌気褄(きづま)を取る。

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