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さい‐ぎ・る【遮る】🔗🔉

さい‐ぎ・る【遮る】 〔他ラ四〕(「さききる(先切)」の変化)「さえぎる(遮)」の古形。*書紀‐継体二一年六月(前田本訓)「任那に遣せる毛野臣の軍を遮(サイキ)りて」

さえ‐ぎ・る【遮る】🔗🔉

さえ‐ぎ・る【遮る】 〔他ラ五(四)〕(「さいぎる(遮)」の変化。従来、「障(さ)へ切る」と考えられていたのは誤りで、アクセント面からもこれは成立しないとされる。平安時代には、ほとんど「さいぎる」の形で現れ、「さへきる」となるのは鎌倉時代以降。ただ、「障へ」との混同はあったか) 1 へだてをして見えないようにする。へだてふさぐ。*海道記「眼に遮る者は檜原・槙の葉」 2 じゃまし、さまたげる。防ぎとめる。*太平記‐一六「敵前後を遮(サエギッ)て」 3 待ち伏せする。*書紀‐神武即位前(寛文版訓)「孔舎衛(くっさえ)の坂に徼(サヘキリ)て」 4 先立って行う。

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