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かじ‐る【齧る】🔗⭐🔉
かじ‐る【齧る】
〔他ラ五(四)〕
1 堅いものの片端を少しずつかむ。また、かんでけずりとる。*談・風流志道軒伝‐二「上置のこぶや牛房をかぢって」
2 物事のほんの一部分だけを学ぶ。「ロシア語をかじったことがある」
3 (もと、人形浄瑠璃社会の隠語)三味線をひく。*浄・一谷
軍記‐二「色事はこっち任せ、三絃(つる)もちっくりがじるてや」
4 鍬(くわ)で掘り起こす。*浄・丹生山田青海剣‐三「否でも応でも埋めにゃならぬと理詰でかぢる鍬の柄に」

かぶ・る【齧る・噛る】🔗⭐🔉
かぶ・る【齧る・噛る】
〔他ラ四〕少しずつものをかんで食う。かじる。*霊異記‐下・一八(真福寺本訓釈)「犬の枯れたる骨を齧(カブル)に」
〔自ラ四〕(虫が腹の中を「かじる」と考えられたところから)腹などが、ひどく痛む。腹が、しくしく痛む。*虎寛本狂言・宗論「斯う参るからは、互に虫ばらがかぶらう共、都迄はとくと御供致う」


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