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かく・れる【隠れる】🔗⭐🔉
かく・れる【隠れる】

自下一
人目につかないところに身をおく。身を隠す。
「物陰に━」
「カニが慌てて穴に━」
「納屋に━・れていたところを捕らえられる」
「逃げも━・れもしない(=堂々と対決する)ぞ」
「権力の陰に━・れて専横の限りを尽くす」
視界がさえぎられて物がみえなくなる。
「月が雲に━」
「顔が帽子
に/で━」
「氷山の大半は海面下に━・れている」
「名選手に━・れて目立たない」
物事が表面から見えない状態で存在する。
「事件の裏に多くの
が━・れている」
「歓喜の底に深い失望感が━・れている」
多く「━・れている」の形で使う。
《「━・れた」の形で、連体詞的に》覆われたり埋もれたりして、人に知られることがない意を表す。
「世に━・れた逸材を発掘する」
「━・れた本性をあらわにする」
《「(…に)━・れて」「…から━・れて」の形で、副詞的に》人の目を盗んでこっそりと。人に知られることなくこっそりと。ひそかに。
「人に━・れて悪事を働く」
「監視の目から━・れてタバコを吸う」
《「お━・れになる」の形で》身分の高い人が死ぬ。
「天子様がお━・れになった」
◇最上の尊敬表現。
「崩御」をふまえて「▽崩れる」とも。
◆
物陰にかくれる、逃げかくれる意味合いでは「▽匿れる」とも書くが、「隠」が一般的。
かく・る(下二)
隠れ
関連語
大分類‖隠す‖かくす
中分類‖隠す‖かくす

















明鏡国語辞典 ページ 1123 での【隠れる】単語。