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かた‐む・ける【傾ける】🔗⭐🔉
かた‐む・ける【傾ける】

他下一
 傾くようにする。斜めにする。
「水筒を━・けて水をつぐ」
「帽子を斜めに━・けてかぶる」
「体を内側に━・けてコーナーを回る」
「音楽に耳を━(=傾聴する)」
 酒を飲む。
「一献━」
◇杯を斜めにして中の酒を飲むことからいう。
 勢いを衰えさせる。
「失政が国を━」
 仕事や技芸に心や力をいちずに集中させる。傾注する。注ぎ込む。
「仕事に精魂[情熱]を━」
「野球に全力を━」
「漢詩に蘊蓄うんちくを━(=学識を惜しみなく発揮する)」
 〔やや古い言い方で〕中の物をすっかり出す。洗いざらい出す。
「腥なまぐさいものを…咽喉のどの奥から金盥かなだらいの中に━・けた事もあった
漱石
」
◇斜めにして器の中身を空にすることからいう。漢文訓読から出た。
◆「片向ける」の意。
かたむ・く(下二)

他下一
 傾くようにする。斜めにする。
「水筒を━・けて水をつぐ」
「帽子を斜めに━・けてかぶる」
「体を内側に━・けてコーナーを回る」
「音楽に耳を━(=傾聴する)」
 酒を飲む。
「一献━」
◇杯を斜めにして中の酒を飲むことからいう。
 勢いを衰えさせる。
「失政が国を━」
 仕事や技芸に心や力をいちずに集中させる。傾注する。注ぎ込む。
「仕事に精魂[情熱]を━」
「野球に全力を━」
「漢詩に蘊蓄うんちくを━(=学識を惜しみなく発揮する)」
 〔やや古い言い方で〕中の物をすっかり出す。洗いざらい出す。
「腥なまぐさいものを…咽喉のどの奥から金盥かなだらいの中に━・けた事もあった
漱石
」
◇斜めにして器の中身を空にすることからいう。漢文訓読から出た。
◆「片向ける」の意。
かたむ・く(下二)
明鏡国語辞典 ページ 1199 での【傾ける】単語。