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あたた・める【暖める・温める】🔗⭐🔉
あたた・める【暖める・温める】

他下一
暖・温
熱を加えて、場所・物などをほどよい温度にする。あたたかくする。
「暖房機で室内を暖める」
「電子レンジでシチューを温める」
「温めなおした風呂ふろに入る」
「手でブランデーを温める」
◇やや翻訳調の言い方で、自然の熱が温度を高くする意でも使う。「太陽光が大地を暖める」「暖められた空気が上昇する」
⇔冷やす・冷ます
温・暖
熱を加えたり熱の発散を防いだりして、体温を高くする。あたたかくする。
「風呂ふろに入って体を温める」
「ストーブで手を温める」
「毛布にくるまって体を温める」
⇔冷やす
温
ひなを孵かえすために、親鳥が卵の温度を高くする。抱卵する。
「めんどりが卵を━」
温
自分の手元に置いて大切にする。
「構想[アイディア]を━」
「長く━・めていた論文を発表する」
温
《「旧交を━」の形で》絶えていた交際をもとに戻す。
温
《「ベンチを━」の形で》スポーツで、登場する機会がなくて控えている。ベンチウオーマーに甘んじる。
温
〔俗〕こっそり自分のものにする。
「公金を━」
◆くだけた言い方で、「あっためる」とも。
→あたたかい
あたた・む(下二)
関連語
大分類‖熱‖ねつ
中分類‖暖かい‖あたたかい



























明鏡国語辞典 ページ 123 での【暖める】単語。