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かま・う【構う】カマフ🔗🔉

かま・う【構う】カマフ 動五 《多く否定の表現を伴って》 あることが気になって、気持ちがそれにとらわれる。〜に拘泥こうでいする。〜を気にする。 「少しも服装に━・わない」 「私に━・わず先に行ってください」 「チャイムが鳴ったが、私は━・わず話し続けた」 「身なりを━・わない」など、他動詞として使うこともある。 あることが気になって、問題や不都合があると感じる。 「七時過ぎなら━・わない」 物事にかかわる。特に、人と何らかのかかわりをもつ。かかずらう。かまいつける。 「ささいなことに━・ってもいられない」 《多く否定の表現を伴って》気にかけて世話をしたり相手をしたりする。かまいつける。 「誰も私のことを━・ってくれない」 「一月も━・わないと庭は草ぼうぼうだ」 〔俗〕子供やペットをからかったりいじり回したりして遊ぶ。 「この子は妹を━・ってばかりいて困るの」 〔俗〕気にして手をかける。いじる。 「あの若者はしょっちゅう髪を━・っている」 補動《「…て(も)━・わない」「…たって━・わない」などの形で》消極的な許可・許容を表す。積極的に歓迎はしないが特に文句は言わない意。…て(で)もいい。 「一緒について行っても━・わないだろうか」 「子供が見たって━・わない」 「お古だって━・わない」 「あたし、時どき町に出るけど、━・わないでしょ?藤沢周平」などのように、単独で使うこともできる。 構いお構い

明鏡国語辞典 ページ 1268 での構う単語。