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かま‐いたち【鎌鼬】🔗🔉

かま‐いたち【鎌鼬】 突然、皮膚に鎌で切ったような鋭い傷ができる現象。 ◇雪国に多く見られ、越後えちごの七不思議の一つ。つむじ風などによって空気中に生じた真空の部分にふれて傷を受ける現象とされるが、昔はイタチのしわざと考えられていた。

かま・う【構う】カマフ🔗🔉

かま・う【構う】カマフ 動五 《多く否定の表現を伴って》 あることが気になって、気持ちがそれにとらわれる。〜に拘泥こうでいする。〜を気にする。 「少しも服装に━・わない」 「私に━・わず先に行ってください」 「チャイムが鳴ったが、私は━・わず話し続けた」 「身なりを━・わない」など、他動詞として使うこともある。 あることが気になって、問題や不都合があると感じる。 「七時過ぎなら━・わない」 物事にかかわる。特に、人と何らかのかかわりをもつ。かかずらう。かまいつける。 「ささいなことに━・ってもいられない」 《多く否定の表現を伴って》気にかけて世話をしたり相手をしたりする。かまいつける。 「誰も私のことを━・ってくれない」 「一月も━・わないと庭は草ぼうぼうだ」 〔俗〕子供やペットをからかったりいじり回したりして遊ぶ。 「この子は妹を━・ってばかりいて困るの」 〔俗〕気にして手をかける。いじる。 「あの若者はしょっちゅう髪を━・っている」 補動《「…て(も)━・わない」「…たって━・わない」などの形で》消極的な許可・許容を表す。積極的に歓迎はしないが特に文句は言わない意。…て(で)もいい。 「一緒について行っても━・わないだろうか」 「子供が見たって━・わない」 「お古だって━・わない」 「あたし、時どき町に出るけど、━・わないでしょ?藤沢周平」などのように、単独で使うこともできる。 構いお構い

かまえ【構え】カマヘ🔗🔉

かまえ【構え】カマヘ 建物などの構造。また、その外観。 「寺院風の━の門」 きたるべき事態に対する備え。 「和戦両様の━」 攻撃や防御の姿勢。 「正眼の━」 漢字の部首の一つ。「もんがまえ(門)」「くにがまえ(囗)」「ぎょうがまえ(行)」など。

明鏡国語辞典 ページ 1268