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かんが・える【考える】カンガヘル🔗⭐🔉
かんが・える【考える】カンガヘル

他下一
ある物事や事柄についてあれこれと頭を働かせる。思考する。特に、筋道を立てて問題や疑問を解決しようとする。
「文章の構成をどうしようかと━」
「事故対策を━」
「海外旅行のプランを━」
「時間ぎりぎりまで数学の問題を━」
「━・えてみれば他愛ないことだった」
そのことを心に置いて、あれこれと思考や想像をめぐらす。
「日本の将来を━といささかの不安が残る」
「授賞式のことを━・えて華やいだ気持ちになる」
「あの日から結婚を━ようになった」
「━・えてもみなかったことが起こった」
周囲の状況などをあれこれと気遣う。考慮する。
「安全性を第一に━・えて設計する」
新しい方法や技術などを工夫して生み出す。考案する。
「弊社が━・えました新しいシステムを御案内致します」
物事について、疑念・予想・推測・希望・決意などの気持ちをもつ。思う。
「いい試合になるだろうと━・えている」
「フィンランド語を勉強したいと━・えています」
「タバコは絶対にやめるぞと━・えています」
言い切りでは「…と━・えている」の形が多い。
思索や推論の結果として、物事に判断を下す。理性によって判断する。
「僕は通報者が犯人だと━」
「この事実から改革案は難しいと━ことができる」
「この問題は深刻に[軽く]━べきではない」
「…と━」の形が多い。
◆
はほとんどの文脈で、
はしばしば「思う」で置き換え可。「思う」は情緒的で、「考える」は理知的なニュアンスを伴う。
深くつきつめて考える意味合いで、「▽勘える」とも。
かんが・ふ(下二)
考え
関連語
大分類‖考える‖かんがえる
中分類‖考える‖かんがえる



















明鏡国語辞典 ページ 1352 での【考える】単語。