
人の気持ちや立場を察して思いやる。くみ取る。
「相手の気持ち[意]を━・んで協力を申し出る」
「苦しい心中をお━・み下さい」

「斟酌
しんしゃく」「酌量」などをふまえて「酌む」と書くこともあるが、「

む」が一般的。

よく理解して、物事の精髄や興趣などを取り入れる。
「宗教の神髄を━」
「この絵には━・めども尽きぬ味わいがある」

《「…の流れを━」の形で》…の系列・系統を引く。
「源氏の流れを━」
「ロマン派の流れを━作曲家」
くめる
関連語
大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい
中分類‖
む‖くむ
く・む【酌む】


他五


→
む

◇「

む」と同語源。