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あい・する【愛する】🔗⭐🔉
あい・する【愛する】

他サ変
人や生き物にとても好きだという気持ちをもつ。
「子供を心から━」
「犬[蘭らん]を━」
「誰だれからも━・される人」
異性(まれに、同性)を恋しく思う。焦がれる。慕う。
「誰よりも彼を━・している」
「死ぬほど━」
「━二人」
「一晩じゅう━・し合う(=性愛の喜びを共にする)」
「好きだ」は、その気持ちを自然な感情として言う、ごく普通の言い方。「惚れる」は、すっかり参って頭がぼうっとなる意を込めて自制しがたい感情を言う、やや俗語的な言い方。「慕う」は、心がひかれる気持ちを言う、古風な言い方。「愛する」は、しばしば重厚感を伴う言い方。
ある物事を価値あるものとして心から大切に思う。
「下町[国・車・お金・仕事・彼の人柄]を━」
あることが好きで、親しみや楽しみや喜びの気持ちをもつ。好む。愛好する。
「山[酒・孤独]を━」
◆
口頭語の言い切りでは「愛している」となることが多い。「愛しない・愛しよう・愛せよ」とサ変にも活用するが、今では「愛さない・愛そう・愛せ」のように五段化する傾向が強い。
あい・す(サ変)
=愛す
関連語
大分類‖愛‖あい
中分類‖愛情‖あいじょう











明鏡国語辞典 ページ 17 での【愛する】単語。