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こも・る【籠もる】🔗🔉

こも・る【籠もる】 自五 ある一定の領域に入ったまま外に出ないでいる。引きこもる。また、外との関係を断ってあるものの中に深く入り込む。 「執筆のため家に━」 「祈願のために寺に━」 「一郎と来たらトイレに━・ったきり出てこない」 「自分の殻に━・ったまま心を閉ざしている」 「陰いんに━・った(=陰気な)声」 音や声が中に閉じこめられた状態で、外にはっきりと伝わってこない。 「声が━・ってよく聞き取れない」 煙やにおいなどがその場に満ちる。立ちこめる。充満する。 「焼き肉のにおいが部屋に━・っている」 「会場には若者たちの熱気が━」 ある事柄に精力・感情・情熱などが注ぎ入れられる。 「仕事に熱が━」 「心の━・った贈り物」 「気迫の━・った反論」 ◆は隠れ住む意では「隠る」とも書くが、まれ。の「閉じ━」「満身に力が━」などでは、「込める」をふまえて「込もる」とも(ただし、いまだ熟さない一面がある)。

明鏡国語辞典 ページ 2268 での籠もる単語。