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あわ・せる【合わせる(併せる)】アハセル🔗🔉

あわ・せる【合わせる(併せる)】アハセル 動下一 物と物が(すき間なくぴったりと)寄りつくようにする。 「二枚の板を接着剤で━」 「本体と破片を━・せてつぐ」 「両力士が胸を━」 「ひざまずいて両手を━」 「両手[唇]を━」 「旧友同士が久しぶりに顔を━(=面会・対面する)」 「顔をあわせる」の場合は「会わせる」とも。 物と物を混ぜ合わせて一つにする。混合する。 「三種の薬を━・せて健胃剤とする」 「味みそと酢と辛子を━」 「スダチにしょうゆを━」 組織体をまとめて一つにする。合併する。併合する。 「二行にこうを━・せて○○銀行とする」 「大都市が隣村を━・せてふくらむ」 「併せる」とも。 二つ以上のものを両立・並行させる。 「両者を━・せて考える」 「清濁━・せむ」 「━・せ持つ」 「併せる」が一般的。 数量を合算する。足し合わせる。合計する。 「二人の所持金を━・せても一万円にしかならない」 「代金と消費税を━と千円になる」 物事が互いに(また、基準となるものに)一致するようにする。 「口裏を━・せて会議に臨む」 「帳尻ちょうじりを━」 「力を━・せて事に当たる」 「全員が足並みを━」 「相手に調子を━」 「時計の針を時報に━」 「高めの直球にバットを━」 「枠に━・せて切手を貼る」 「予定に━・せて行動する」 ある物事が基準とする物事に調和・適合するようにする。互いが調和・適合するようにする。 「スーツの色に━・せてネクタイを選ぶ」 「伴奏に━・せて手拍子を打つ」 比べ合わせて、一致しているかどうかを確かめる。照らし合わせる。 「答案と正解を━」 「原文と訳文を━」 相撲などで、両者を引き合わせて対戦させる。 「十両の力士を幕内と━」 「━行事は木村庄之助」 互いに武器を打ち合わせる。一戦を交える。 「太刀[剣]を━」 《動詞の連用形に付いて複合語を作る》 …して一つにする。 「重ね━・縫い━・結び━・接ぎ━・綴じ━・撚り━・詰め━・組み━」 …して異同を調べる。 「引き━・照らし━・問い━」 互いに…する。また、前もって互いに…する。 「読み━・待ち━・誘い━」 「示し━・申し━」 偶然に〜する。 「聞き━・乗り━・通り━・居━・来━・生まれ━・持ち━」 あは・す(下二) 合わせ =合わす 関連語 大分類‖合う‖あう 中分類‖合う‖あう 大分類‖合う‖あう 中分類‖相応しい‖ふさわしい 大分類‖混ざる‖まざる 中分類‖混ざる‖まざる 大分類‖数‖かず 中分類‖合計‖ごうけい

明鏡国語辞典 ページ 243 での合わせる(併せる)単語。