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いけ‐な・い🔗⭐🔉
いけ‐な・い

連語
好ましくないこととして、それをいう語。
「いたずらばかりして、━子ね」
「私が強情を張ったのが━・かった」
「━!
遅刻しそうだ」
《「━・くなる」「━・かった」の形で》「死ぬ」を婉曲えんきょくにいう。
「手当てを尽くしたがほどなく━・くなった」
《「…て[で]━」の形で、マイナス評価の語を受けて》
感情などが制御できなくて困る意を表す。…てならない。…てたまらない。
「気が散って━」
「一人では寂しくて━」
好ましくない事態になって困る意を表す。
「注意しないと増長して━」
「このままでは手狭で━」
《「…て[で]は━」の形で》禁止や、当為の否定(=べきではない)の意を表す。…てはならない。…するべきではない。
「後ろを振り返っては━」
「落第したくらいで悲しんでは━」
《「…なければ━」「…なくては━」の形で》必要・義務の意を表す。…なければならない。…なくてはだめだ。
「足下に注意しなければ━よ」
「もっと早起きしなければ━」
◆「行ける」の未然形+打ち消しの助動詞「ない」。

は、くだけた口頭語では「ちゃいけない」「じゃいけない」となる。丁寧な言い方では「いけません」となる。


は、「…て(は)ならない」「…なければならない」のように、「ならない」の系列で言い換えることができるが、これは「いけない」よりも義務の意に傾斜しやすく、かつやや文章語的。

連語
好ましくないこととして、それをいう語。
「いたずらばかりして、━子ね」
「私が強情を張ったのが━・かった」
「━!
遅刻しそうだ」
《「━・くなる」「━・かった」の形で》「死ぬ」を婉曲えんきょくにいう。
「手当てを尽くしたがほどなく━・くなった」
《「…て[で]━」の形で、マイナス評価の語を受けて》
感情などが制御できなくて困る意を表す。…てならない。…てたまらない。
「気が散って━」
「一人では寂しくて━」
好ましくない事態になって困る意を表す。
「注意しないと増長して━」
「このままでは手狭で━」
《「…て[で]は━」の形で》禁止や、当為の否定(=べきではない)の意を表す。…てはならない。…するべきではない。
「後ろを振り返っては━」
「落第したくらいで悲しんでは━」
《「…なければ━」「…なくては━」の形で》必要・義務の意を表す。…なければならない。…なくてはだめだ。
「足下に注意しなければ━よ」
「もっと早起きしなければ━」
◆「行ける」の未然形+打ち消しの助動詞「ない」。

は、くだけた口頭語では「ちゃいけない」「じゃいけない」となる。丁寧な言い方では「いけません」となる。


は、「…て(は)ならない」「…なければならない」のように、「ならない」の系列で言い換えることができるが、これは「いけない」よりも義務の意に傾斜しやすく、かつやや文章語的。
明鏡国語辞典 ページ 326 での【いけな・い】単語。